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この年はあえてレギュレーションをもっとも緩く設定してみました。「プログラミングせずに作れるのであればそれもOK」という挑戦的なルールも入れていました。 Arduinoやスマートフォンと連動する作品や、自作のアミッドスクリーンを使った作品があるのが見どころですね。 (橋本 直)
MATLABによる画像処理:リバーシの支援システム
金道亮介 リバーシや将棋などのボードゲームにおいて、ゲーム経験が浅いと次の手でどこに駒を置けるのかを瞬時に判断するのは難しい。また、リバーシにおいては勝利判定をする際に石の数を数える必要があり、時間がかかる。そこで今回、リバーシのゲーム展開をスピーディにするためにリバーシの盤面をカメラを通して見ると、現在のゲーム情報(石の数、次手で置ける位置、勝利判定)を表示するシステムをMATLABを用いて開発した。
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Kine-magic: Kinectを用いた魔法の実現
榊原絵里 『魔法が使えたらどんなにいいだろう・・・!』そう思ったことはありませんか?そんな貴方の願いを叶えます!今回私はkinectを使用した、簡単に魔法を実現できるアプリケーションを作りました。使える魔法は「移動魔法」と「光魔法」です。魔法を使うと音と画面下部への魔法エフェクトが表示されます。
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EIA: 誰でも擬似的に錬金術を体験できるARシステム
嶋本諒太 カメラで認識したARマーカの表示、非表示を動的に切り替えることをコンセプトとし、アニメ「鋼の錬金術師」の錬金術を行なうシステムを実装した。錬成陣を模したARマーカを机上に置き、机を両手で叩くとオブジェクトが表示される。机の振動をスマートフォンの加速度センサで検出し、PCがその情報を受信する。PC側で受信すると、ARマーカ上にあたかも錬金術によって下から出現するようにオブジェクトを表示する仕様になっている。誰でも擬似的に錬金術が使えるようになることからシステム名を「Everybody Is Alchemist」の頭文字をとってEIAとした。
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おえかきねくと: 手認識とキャラクタの追従によるペイントシステム
嶋屋友佳 人は絵を描くとき、こう描きたいという意思を持って筆を握ることが多い。しかしアートの世界では、何かをイメージせずに自然に任せて完成するもの、意図しないものがアートとしてみなされる場合がある。「おえかきねくと」はKinectを用いてユーザが絵を描くという意識をなるべくせずに、手認識とキャラクタの追従によるゲーム感覚な動作の副産物としてのイラスト作品を出力するペイントシステムである。
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カメラを使ったVJツール
高田悠太 VJで人を踊らせたい!そんな希望を叶えるプログラムをKinectとopenframeworksを使って作りました。 このプログラムがリアルタイムで生成する映像はフロアで踊る観客自身が登場し、観客の動き、流れる音楽に合わせてダイナミックに変化します。観客、DJ、VJが一体となって場を盛り上げるようなシステムを目指しました。 また、映像表現において「動いたら映像がどう変わるのだろう?」という観客の好奇心を刺激することも狙っています。そのために観客を飽きさせないような工夫として、VJが手元のキーボードで映像効果を調整できるような実装も加えました。
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深度センサを用いた自動機銃によるホームセキュリティ
永P翔 深度センサとエアガンを用いた自動機銃を作製した。これは、モータで駆動する台座に深度センサとエアガンを載せ、深度センサが人を認識すると、その人の方向へ台座を回転させて、サーボモータでエアガンのトリガーを引くことによって撃つというものである。ターゲットの位置を取得する深度センサとエアガン・台座を駆動するArduinoをPCに接続し、それぞれProcessingとArduino IDEを用いて開発を行った。ProcessingとArduinoはシリアル通信を行うことで同期している。両手を上げ降伏を示すポーズをとることで自動機銃は射撃をやめるようにプログラムしてある。
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目だマーカー: 動的に変化することで出力の切り替えが可能なARマーカー
名取則行 『目だマーカー』はPNG形式の画像をマーカーとして認識するようになっています。マーカーの中身を実際に使うwebカメラで撮影し目の部分だけトリミングして貼り付けました。そして実際にマーカーを読み込んでARを出力するときは真ん中を切り抜いたマーカーの枠部分だけを目に当てることで、マーカーとして設定した画像と目が同じ位置にきたとき、目を開いていればオブジェクトを出力することが出来ます。目をつぶっていた場合はwebカメラ上では設定したマーカーとは異なる画像になるためARオブジェクトは出力されません。
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AR糸電話: ミクさんの声を聞くための1手法
前田晴己 今日、ミクさんはニコ動においてMMDなどによって動かされ、多くの大きなお友達を楽しませている。しかし、ミクさんといえば本来はボーカロイドであり、お友達が喜びそうな動画を見る度にミクさんの今後の在り方について筆者は胸を痛ませてきた。本システムは、そんなミクさんの「声を聞くこと」を第一に考え、リアルワールドの自分とミクさんを繋ぐ、新たなインタラクション手法を提案する。
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